製品紹介

 
アンプルとは

アンプルとは、少量の医薬品を入れるガラス容器で、おもに注射剤の容器として扱われています。
アンプルガラスの原材料は品質の安定性が重視される事から、日本薬局法およびJIS規格に基づきアルカリ溶出の少ないホウケイ酸ガラスを使用しています。
また、アルカリ溶出を抑える加工法とし、低温度によるガラス加工も実施し、多角的な方向からアルカリ溶出の減少に努めております。

当社ではさらに製品の安全性を高める観点からワンポイントカットアンプルの加工技術にハイテク技術を導入し安全にカットできるアンプルの生産に取り組んでおります。
種類は、容量が1、2、3、5、10、20mlの6種あり、またユーザー側からのオーダーに応じて生産が可能な体制になっております。

 

規格表

A
(全 長)

B
(胴 長)
C
(胴 径)
D
(玉 径)
E
(絞り径)
F
(熔閉径)
G
(口 径)
H
(開口径)
I
(口径肉厚)
1ml
70.0
27.0
10.2
6.8
5.8
5.0
4.8
5.4
0.25
2ml
75.0
32.0
12.5
7.5
6.2
5.4
5.2
5.7
0.25
3ml
84.0
40.0
12.5
7.3
6.3
5.2
5.0
5.7
0.30
5ml
95.0
42.0
17.5
9.5
7.8
6.6
6.0
6.5
0.34
10ml
115.0
62.5
17.5
10.5
8.2
7.3
7.2
MAX 8.5
0.30
20ml
115.0
64.0
24.5
11.5
9.5
7.6
7.5
MAX 8.9
0.39
■バイアル瓶

 

医療薬品を封入する管瓶で、材質はアンプルと同じ「ホウケイ酸ガラス」を使用し、科学的な変化に対して最も安定している。 弊社で取り扱っているバイアルは容量5mL〜20mLのサイズで「ネジ口」タイプにも対応しております。

■製造工程
バイアル製造にあっては「品質第一」をモットーに各工程において標準化されたマニュアルを基に生産が実施されております。 材料管を純水にて洗浄、熱交換タイプの乾燥機でクリーンな状態で乾燥が行われます。その後、数値制御とチルカット方式でカッティングが行われることで、正確な寸法とガラス微片を抑え製品への安定化が図られております。カッティング後は「横式バイアル機」へ搬送され成型加工されます。
 
■洗瓶

 

各種ボトル、バイアル瓶などガラス・プラスティック・アルミ等の容器を純水で洗浄・乾燥・検査を行っております。 洗浄は内外面の洗浄が可能なシステムとなっており、洗浄乾燥後は検査教育終了の検査員による全数目視検査を経て箱詰めされます。

 

エアー混合式特殊ノズルによる内外面洗浄の「ジェット洗浄」と回転ブラシ挿入方法の「ブラシ洗浄」の2つの洗浄方法が整っております。 乾燥機の形態は「バッチ式熱風循環方式」で、センサーと温調器による温度制御管理が実施されることで、安定した乾燥が行われております。

 

   

 

 

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株式会社 郡山医療器製作所 KORIYAMA medical instruments factory

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